サーマルカメラXT2導入し初の現場活用。
全てにおいて使いやすいカメラでした。
デュアルカメラシステムとXT1の組み合わせの不安定さに辟易していたところでしたので、現場でのこの安定感は非常に大きな価値があると思いました。
シーケンス形式の動画撮影の運用も効果絶大です。
作業効率が格段に上がります。
サーマルカメラXT2導入し初の現場活用。
全てにおいて使いやすいカメラでした。
デュアルカメラシステムとXT1の組み合わせの不安定さに辟易していたところでしたので、現場でのこの安定感は非常に大きな価値があると思いました。
シーケンス形式の動画撮影の運用も効果絶大です。
作業効率が格段に上がります。
非常にスペックの高い電動ヘリシステムを八王子でデモしてもらいました。
無負荷で1時間飛行。
4~5㎏のペイロードで40分以上飛行。
最大ペイロード17㎏の機体です。
フライトコントローラーはオリジナルの「JUPITER」を使用しています。
非常に安定した飛行です。
フライバーレスで、通常の電動ヘリより回転数が低く(自分が運用していたものの半分くらい)、ブレードが長いことにより効率が非常に良いようです。
ジャイロ制御の優秀さにより、それでも姿勢を安定させることが出来ています。
プロポはJETI(チェコ製)推奨です。アルミ削り出しで高級感あります。
そして、Skydioも見せて頂きました。
実物初めて見ました。
機体の全周と上下合わせて13個のカメラを搭載していて、NVIDIAのJetsonにより処理をしているそうです。
ステレオカメラにより周囲の3Dモデル化→ディープラーニングにより最適な飛行コースを考えるということをしていて、障害物を避けながら飛行します。
木の枝や電線なども避けて飛行していました。凄すぎて現実感が無かったです。
ドローンの活用は、屋内空間にも活躍の場が広がってきています。
弊社で屋内調査用に導入した機材のご紹介と活用の感想です。
・SynagyTec(http://www.synergytec.co.jp/)さんのPhantom4用LEDシステム
屋内空間での調査での照明は非常に大事です。
可視光カメラによる撮影の場合、十分な明るさが無いと、カメラの感度を上げることになり品質の悪い画像になってしまいます。
SynagyTecさんのLEDシステムは、6000lmの明るさで非常に広範囲に光が広がります。
4S850mAhリポで15分ほどという高出力です。プロペラの吹きおろしの風で冷却しているそうです。
LED自体は920Mhz(技適取得済み)で明るさ操作、チルト操作が可能です。
以前は自転車用LED等(1000lm×2程度)を使用していたのですが、明るさが足りず外部照明も用意して調査をしていました。6000lmの威力はすごいです。
・Paui(http://paui.jp/)さんの回転球体ガード
狭い設備内の調査、地形の分からない崩壊穴調査などでは、ドローンを天井や壁にぶるからないようにうまく操縦して調査するというのにも限界があります。
回転球体ガードを使う事により、非常に安全かつ操縦者のストレスも無く調査をすることが可能です。
撮影画像にフレームが映り込んでしまうことと、風に弱くなってしまうという欠点がありますが、屋内のかなり狭小な空間の飛行の際には非常に重宝します。
M210を導入したのは、サーマルカメラ「ZenmuseXT」を有効に活用するためです。デュアルカメラシステムにより、熱画像と可視光画像を同時に取得が出来るのは非常に重要な機能であると感じています。
現状、M210を飛行させるためのアプリ「DJI Pilot」が適切に機能してくれないので、工夫しながら運用しています。※2017年12月12日現在
以下現状の使用感など。
・カメラを2台同時に搭載しますが、画角を合わせる必要があります。X5Sの25mmとXTの19mmがほぼ同じ画角のようです。
14mm~42mmのズームレンズも便利です。X4Sのほうが軽いので、飛行時間が気になるようであればこちらもおすすめ。
・「DJI Pilot」とあるところをタッチして使用します。
・上記画像の赤丸がFunctionボタンですが、ScreenShotを割り当てると非常に便利です。XTは特にモニタリングしている画面に色々な情報がありますので、その情報を取得するためにはScreenShotが有効です。
・赤丸の個所をタッチして有効にすると二つのカメラが同期し、チルトやパンが同時に動きます。かなり感動的でした。デュアルカメラシステムすごい機能です。
・XTの機能ですが、青丸のFFCはXTのキャリブレーションを行うものです。自動で定期的に行うことも可能ですが、任意でも頻繁に行う必要があると感じています。
・温度域設定も重要です。感知したい対象の温度を先に知っておくと調整しやすいです。
可視光画像と熱画像が同時に見ることができ、操作できるのには感動しました。
業務面でも非常に効率が上がります。同時に撮影出来ることがここまで有効なのは想像以上でした。ただ、現状「DJI Pilot」がまだ未完成な感じが否めないです。
・XTのメディアのフォーマットがうまくいかない場合がある
・可視光カメラの保存形式セッティングがうまくいかない場合がある
・サーマルカメラが映らない場合がある
・サーマルカメラのチルトがカクカク
・カメラのアップデートがDJI Pilotで出来ず、Inspire2を使用する必要がある
・撮影した画像や映像を閲覧しようとすると強制終了
など、その他いろいろありますが、工夫をすればよいデータを取ることが出来ています。改良のアップデートが待ち遠しいです。
10月31日広島県庄原市西城町のひろしま県民の森スキー場(標高830m)にて「ドローンによる低層大気観測(PM2.5・PM10・ガス検知)実証フライト試験」へドローンオペレーターそして参加させていただきました。
今度は対地高度500mまで上昇し気象観測をしています。※航空局始め、関係各所への飛行申請をし承諾済みです。
長野県伊那市において開催された「鹿検知コンペティション」。
弊社も「KELEK×F」というチームで参加させていただきました。
必死に考え抜いた今のこのチームに出来うる最善の方法での挑戦です。
詳細は以下の記事、もしくは動画をご覧ください。
今月中旬、長野県伊那市で鹿を探すコンペティションがあり、参加します!
サーマルカメラによって、鹿の温度を検知するのが近道と思っていましたが、そう簡単にはいかないようです。
・鹿峰高原の指定エリア 東西:1.9㎞ 南北:2.2㎞
9月19日、福島県双葉町浪江町のロボットテストフィールド予定地(現在東北電力敷地)にて「ドローンによる低層大気観測(気象・放射能)実証フライト試験」へドローンオペレーターとして参加させていただきました。
対地高度300Mまで上昇し気象観測をしています。※航空局始め、関係各所への飛行申請をし承諾済みです。
防塵防水、上部カメラ搭載、カメラ2台搭載可能など、点検業務を始め産業用として非常に優れていると思われる機体です。
とてもコンパクトにまとめることの出来るケースです。
送信機には「Cendence」、「Crystal Skyモニター」が付いてきます。
デュアルカメラ、上部カメラアタッチメントも附属しています。
取り付けは非常に簡単でした。
サーマルカメラアタッチメント、XTファームウエア書き換え(有料)は別途必要です。
Inspire2とほとんど同じサイズ感ですが、音が小さいです。
全ての動きにおいてゆっくりどっしりとした印象です。
それでいて非常にスムーズに動くことが出来、細かな制御に反応してくれます。
パンの動きの滑らかさが特に際立ってきました。
「Cendence」、「Crystal Skyモニター」の使用感はとても良い印象です。
スティックは滑らか、画面は非常に明るく見やすい。
何よりたくさんのスイッチにわくわくします。
ドローン操縦士としての苦労などを記事として掲載いただきました。