ドローンの活用は、屋内空間にも活躍の場が広がってきています。
弊社で屋内調査用に導入した機材のご紹介と活用の感想です。
・SynagyTec(http://www.synergytec.co.jp/)さんのPhantom4用LEDシステム
屋内空間での調査での照明は非常に大事です。
可視光カメラによる撮影の場合、十分な明るさが無いと、カメラの感度を上げることになり品質の悪い画像になってしまいます。
SynagyTecさんのLEDシステムは、6000lmの明るさで非常に広範囲に光が広がります。
4S850mAhリポで15分ほどという高出力です。プロペラの吹きおろしの風で冷却しているそうです。
LED自体は920Mhz(技適取得済み)で明るさ操作、チルト操作が可能です。
以前は自転車用LED等(1000lm×2程度)を使用していたのですが、明るさが足りず外部照明も用意して調査をしていました。6000lmの威力はすごいです。
・Paui(http://paui.jp/)さんの回転球体ガード
狭い設備内の調査、地形の分からない崩壊穴調査などでは、ドローンを天井や壁にぶるからないようにうまく操縦して調査するというのにも限界があります。
回転球体ガードを使う事により、非常に安全かつ操縦者のストレスも無く調査をすることが可能です。
撮影画像にフレームが映り込んでしまうことと、風に弱くなってしまうという欠点がありますが、屋内のかなり狭小な空間の飛行の際には非常に重宝します。