寒冷地仕様のドローン導入しました

寒冷地での撮影案件があり、自己発熱+並列バッテリー採用の「Inspire2」を導入しました。

-6℃環境で実験しましたが、問題ありません。

寒い時期のバッテリー対策から解放されるのは、非常にありがたいです!

※iPadのほうが寒さで電圧降下し使用不可になります。DJIのCrystalSkyモニターなどにする必要があります。

その他にもリダンダントセンサー、フロントカメラ、衝突センサー、良い機能が満載です。

後日、この機体に関しても航空局から全国包括飛行承認いただきました。

はじめての作業船の仕事

11月初旬、沖縄県竹富町にて「作業船による水道管敷設作業」に同行して写真や動画を撮影しました。

空撮画像の掲載許可を頂いたので、アップします。

竹富町は、八重山諸島のいくつかの島からなっています。石垣島からは高速船で移動しました。まずは西表島へ。

作業船には約1週間寝泊まりし、貴重な体験をさせてもらいました。作業船内は非常に快適に暮らせます。デスクワークもはかどりました。そしてご飯がおいしい。

船上からのドローン空撮では、「phantom3」を使用しました。撮影用の船上は揺れますので、ハンドリリースとハンドキャッチをする必要がありました。

作業船による敷設作業は天候に大きく左右されます。天候が落ち着くまで3日船内で待ちました。作業が開始すると作業員さん、ダイバーさん、皆さん早朝から遅くまで作業します。そして無事敷設完了しました!

敷設風景
上地敷設場所

帰りの際は時間が余り、石垣島を原チャリで観光しました。

本当に楽しく貴重な体験でした。また是非作業船の仕事に参加したいです!

サーモカメラ導入しました

ZenmuseXTが到着しました。

撮影時の温度表現にはたくさんの種類があります。

モニター中心点の絶対温度の測れます。0.1℃未満の誤差だそうです。

撮影画像は「FLIR tool」で解析可能です。

名称:DJI ZenmuseXT_ZXTA19FP

レンズ:19mm

画角:32°×26°

解像度:640×512

フレームレート:30Hz

温度感度:0.1℃未満

対応温度:高ゲイン(-25℃~135℃) 低ゲイン(-40℃~550℃)

※絶対温度の計測可能

写真フォーマット:JPEG、R-JPEG(FLIRツールにより解析可能)

ビデオフォーマット:MP4

フライトコントローラーSYNAPSEのファームウエアアップデート

Freelfly ALTAに使用されているオリジナルフライトコントローラーSYNAPSEのファームウエアの新バージョンがリリースされましたので、アップデートしました。

細かな部分の改良もたくさんありますが、特に以下の2点が実感できる大きな改良に感じました。

・「ハイトホールドモード」と「ポジションホールドモード」の性能が向上したようです。飛行テストをしましたが、スピーディーな垂直降下時の揺れが明らかに少なくなっていました。とても良い感じです。

・着陸後にiPadのアプリ上でフライトログを見れます。機体のセンサーの情報やモーターそれぞれの情報を飛行後そのまま確認できるのは画期的だと思います。飛行したイメージとログがリンクしやすくなりそうです。

ドローンパイロット請川さん

大先輩の請川さんがテーマです。

何年も前、初めてお会いした時に「映像撮影のときは一瞬が勝負なので、そのときは息を止めてる」と言っていたのが印象的でした。また、そのころは飛行安定装置も無いので、ものすごい集中力とテクニックが必要でした。

「プロフェッショナル 仕事の流儀」5月23日放送予定。

放送が楽しみです。録画予約しました!

文教大学にてドローン実習

文教大学情報学部メディア表現学科の篠崎先生の元で、臨時講師としてドローン実習に参加させていただきました。

GPSの受信状況も良い場所だったので、センスのある子はすぐに飛行できていました。

機体の安定には色々なセンサーが搭載されているので安定して飛行できること。そのセンサーは環境によりうまく機能しないことがあることなどをお話しさせていただきました。