先日、幕張メッセで開催された「国際ドローン展」を見に行きました。
ドローンを使用した業務をする会社さん向けの新製品発表イベントです。
各社さんが開発している新型のドローンを確認することが出来、とても興味深かったです。
自分は特に「フライトコントローラー」に注目をして各社さんのお話をお聞きしました。
「DJI A2」や「3DR Pixhowk」はもちろんですが、独自の「フライコントローラー」を使用しているドローンも多数あります。
そのほとんどが海外ブランドのようでした。
データ送信モジュールに関して、日本で使用する際に必要な「技術基準適合証明」をまだ取れていない機種もありましたので、注意が必要そうです。
まず気になっていた機体は、「Amuse One Self」さんの「ZUAV」です。
写真測量に威力を発揮する2周波GPSモジュール「GCSv3」も搭載していて、測量の際GCP無しでも精度の高い3Dモデルが作成できるようです。
主要な制御基板が2重化されていて、冗長性を高めているそうです。
自分は以前から「Freefly Cinestar」を使用していることから、「Freefly ALTA」が非常に気になっております。
フライトコントローラーは「Freefly」純正の「Synapse」というものです。
「MOVI」も作っているメーカーさんということもあり、とても質が高く信頼性も高いと思います。フライトコントローラーの2重化も開発中のようですので、今後にも期待しています。
その他、ドローンへ搭載する機器も気になりました。
先日参加した「第二回無人ヘリ安全運用講習会」。
主催の首都大学東京の泉先生は、「RIEGL」という高精度レーザー測量器を搭載するための専用機体をProDroneさんのブースへ出展されていました。330度の角度のレーザー照射を全て有効に使うことのできる設計だそうです。
話題になりました「日本アビオニクス」さんのドローン搭載用小型・軽量の赤外線サーモグラフィカメラも出展されていました。
温度分解能0.04℃という高画質な赤外線画像センサを搭載し冷るので、高度40mほどから撮影すれば太陽光パネルなどのホットスポットを確認できるとのことです。
他にもたくさんの会社さんが出展されていました。以下写真です。